みなさんは職場環境満足していますか?
充実した職場環境がある企業は働き甲斐もあると思います。
しかし職場環境ばかり気にしていても、結局企業の利益が上がらなければ潰れてしまい元も子もありません。
企業の利益を考える
売上ー経費=利益
という構造上、利益を得るには売り上げを上げるか経費を減らすかの2択となります
1、売上を上げる
賞品・サービスを提供し顧客に買ってもらう
開発・販売・サービスの提供の為、そこには働く人が必ず存在します
売上を最大化するには従業員の存在が欠かせません
最近は機械のオートメーション化も進んでおり少ない従業員で回すことも可能です
しかしまだまだ企業において「人」は欠かせない存在であることは間違いありません
2、経費を減らす
経営者は売上はもちろん上げたいが経費をできる限りけ抑えて利益を上げたいというのが本音です
基本、従業員を雇う費用(人件費)は経費と考えられます
人件費は経費の中でも占める割合が高いです
経費を抑えることでその分他社より商品を安く提供することができますし、そこで差別化を生み出すこともできます
アジアなどの日本より人件費の安い場所に工場をおいて商品を作り、安い価格で売るというのは理にかなっていますよね
従業員を雇用するための費用
従業員を雇うためには様々なお金がかかります
労働してもらうための賃金(アルバイトなら時給)だけでは雇えません
時間外労働・深夜手当の割増賃金・雇用保険・労災保険・健康保険・厚生年金保険・健康診断等法律に定められたお金が発生します
あまり資金が潤沢ではない企業であれば、できれば払いたくない(加入したくない)とお思いかもしれません
経営者側の考え方も理解できます
しかしそこにコスト削減のスポットを当ててしまうと、実際働いている従業員はどう感じるでしょうか
「この会社は自分の事を大切にしてくれていないのではないか」「将来は大丈夫なのか」等自らが働いている会社に対して不信感がでてきます
モチベーションの低下にもつながります
従業員の満足度の低下、企業に対する不信感これが売り上げにも影響していくことは間違いありません
安心して働ける職場作り
現在、日本全国で人口減に伴う労働力不足が問題化しています。
そのため、働きやすさをアピールする企業
労働環境の改善、福利厚生の充実に力を入れている企業
高い費用で採用した人材を手放さない努力をしている等々様々の工夫をされている企業があります
一方何も手を加えていない企業にとっては採用難、離職率の増加がさらに深刻化していくと思われます
安心して働ける職場を目指すことは最低限の企業の責務であり、その結果従業員のモチベーションUP・企業の利益UPの相乗効果を生むことができるのではないでしょうか